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会議・会議・会議

相変わらずのTeamsの毎日が続いている。わが部署での最近の流行は「Teamsの会議が無い時間帯を作りましょう」だ。Teamsだと簡単に会議が開けてしまうので、朝から晩までずっと会議、という課長・係長からの要望のようだ。

今までの所属した組織で、ほぼ例外なく無駄な会議が多い、会議を減らせ(本当は会議の進め方が下手なのだが、そのことを言う人は少ない)と言われ続けてきた。一時期は会議室の椅子も少なくされた事もあったが、会議は無くならなかった。そして令和のIT技術によって会議は増え続ける。そういう会社なのかもしれない。

さて会議が無い時間帯を作って各個人の仕事をする時間ができたわけだが、皆に指示したり物事を決めたりする必要はあるので、結局その「会議禁止」時間に会議が設定されることになる。必要な事なので文句を言う人も殆ど居ない。

こういった有名無実は、仕方がないと諦めるべきなのか、自分にはわからない。

(会社とは関係がない会で)ある時知り合いが「どうしたら(この活動の)意味が伝わるかなあ、何度言えばいいんだろう」などと話したとき、「うーん、文章にしますかね」などと行き当たりばったりに言ったことがある。人と人とでイメージなり、概念なりをやり取りするのに必要なコミュニケーションの量はどれほどなのだろうか。定量的に測れるのだろうか。面と向かわないといけないのか、文字でも伝わるのか。文字情報は対面の1%だか5%くらいしか伝わらないと昔聞いたことがある。(よく言われていると思う)。そうすると、組織である以上大人数で一度に集まった方が効率は良いのは明らかである。もし一日中喋ったり聞いたりしていないといけないならば、そして肝心の調査や設計や判断等の熟考が必要な時間が確保できないならば、仕事を減らすべきではないだろうか。

なぜ仕事を減らせられないのか。所属している会社は、どういうわけか社員はこき使うべしみたいな風潮があり、いくらでもやることが増えていく。何かをする際の工数や、期間の見積もりが甘い傾向がある、というか甘い。上役が、もし失敗したら、と考え始めると、あれもこれもと指示を出し始める。そうすると、無駄ではないにせよ仕事がどんどん積みあがっていくことになる。

恐らく、物凄く大雑把に言うと、マネージメントができていないのが、原因なのだろう。特に「何をやらないか」の判断を行うマネージメントだ。